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エイベックス、BSPのジョブ管理ツール「A-AUTO」を採用~Exadataとの連携でログの高速解析を自動化

 株式会社ビーエスピー(BSP)は、自社のジョブ管理ツール「A-AUTO」が、エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社に採用されたと発表した。日本オラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata」をプラットフォームに用いて、ログの高速解析処理を自動化するためのツールとして利用されている。

 A-AUTOは、異なるプラットフォームで稼働するシステムのバッチジョブを統合的に管理する製品。プラットフォームやシステムを意識することなく、基幹業務を中心としたすべてのバッチ処理を統合的に管理可能で、ジョブの自動実行制御を実現できるという。

 またA-AUTOは1月に、Oracle Linuxに搭載され、日本オラクル製品が最適に動作するように調整されているUnbreakable Enterprise Kernel(UEK)に、ジョブ管理ツールとして初めて対応した。

 Oracle ExadataはこのUEKを標準で搭載しているため、UEKにネイティブ対応しているA-AUTOとの連携により、ログデータの高速解析処理を行うことが可能。エイベックスでは、コンテンツ配信サービスのサーバーから発生する膨大なログデータの解析処理をOracle Exadataで運用しているが、A-AUTOとの連携ソリューションを用いて、ログデータの高速解析処理の最速化と自動化を実現しているとのことだ。

(石井 一志)