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富士通SSL、システム基盤「intra-mart」を活用したワークフローシステム

 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は15日、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートのシステム基盤「intra-mart」を活用し、ワークフローシステムを5月末から提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 基盤として利用する「intra-mart」は、国内外で2700社以上の導入実績を持つ統合開発フレームワーク。富士通SSLでは2009年1月よりこの取り扱いを開始し、顧客のWebシステム構築をサポートしてきたが、今回はこの「intra-mart」と、富士通のアプリケーションサーバー「Interstage」、データベース「Symfoware Server」を組み合わせた、ワークフローシステムの構築サービスを提供するという。

 このワークフローシステムは、経費申請や人事・給与関連伝票などのワークフローをはじめ、文書管理、グループウェアといった各種アプリケーションの一元管理が可能で、個別の構築・運用に比べ管理者の負荷軽減を実現できる点が特徴。また、各企業の要件に合わせたカスタマイズにも対応する。

 さらに、データベースからアプリケーションまでを最適な組み合わせで提供することから、導入後すぐに利用可能な点もメリット。サポート窓口も富士通SSLが対応するので、一貫したサポートを提供できるとした。

 なお富士通SSLでは、3年間で50社への販売を目標にしている。

(石井 一志)