ノーチラス、基幹系システムのクラウド移行をトータルに支援するサービス「Node0 UC」

　株式会社ノーチラス・テクノロジーズ（以下、ノーチラス）は23日、オンプレミス環境の基幹系システムをAmazon Web Services（AWS）のクラウド環境へ移行し、より主体的にユーザー企業がシステムを企画・開発・運用するためのサービス「Node0 UC（Utilized Cloud）」を発表した。

　基幹系システムをクラウドへ移行するにあたっては、アーキテクチャ設計、実現可能性テスト、ネットワーク設計の検討だけでなく、データ移行やネットワークの切り替えなどを考慮する必要がある。こうした問題を解決するために、Node0 UCでは、実績の多いAWSのクラウド上に、業務システムに特化した独自のツールやテンプレートを組み合わせてシステムを構築する。

　また、業務システムをクラウド環境に適用させるアーキテクチャや、移行計画、ネットワーク、サーバー、ストレージの構成、運用設計、他サービスとの連携などについて、アドバイスや支援を実施。さらに、24時間365日のリソース監視と、事前作成マニュアルによるオペレーター対応を用意することで、ユーザー企業の運用をサポートするとした。

　加えて、クラウドベンダーとの直接契約は、さまざまなリーガルリスクを直接背負うことになるため、ノーチラスの基盤を契約窓口として利用することで、そのリスクを軽減可能になるとのこと。

　なおアンデルセンサービスは、生産管理システムのアプリケーションを新規に開発するにあたって、クラウド上での可用性を確保させるために「Node0 UC」を利用し、短期間での構築と本稼働を実現したとしている。