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日立Sol、自治体向け「災害情報一元配信システム」を発売

1回の入力で多様な通信メディアへ一斉配信可能

 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は、自治体向け「災害情報一元配信システム」を10日に発売する。1回の入力で多様な通信メディアへ一斉配信、地域住民への迅速な情報伝達を実現するのが特長。価格は126万円から(配信先メディア数や人口規模により変動する)。

システム概念図

 同システムは、自治体向けの災害情報一元配信システム。配信情報入力画面に登録された災害・気象情報(テキスト・画像・音声・映像)を、配信先の通信メディアのフォーマットに従って配信する。これにより、1回の入力で複数の通信メディアに一斉配信が可能となる。

 標準機能では、エリアメール/緊急速報メールに対応。オプションとして、公共情報コモンズ(テレビ/ラジオなど)、Twitter/Facebook、エリアワンセグ、防災行政無線、デジタルサイネージ、FAXなどもサポートする。

 平常時には広報ツールとしても利用できるため、利用者は緊急時でも迷うことなく操作できるとしている。

(川島 弘之)