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ネットワールド、コヨーテ製ロードバランサー新製品を発売

 株式会社ネットワールドは3日、米Coyote Point Systems(コヨーテ)製のロードバランサー最新版「Equalizer LXシリーズ」を発表した。まずはミッドレンジ市場をターゲットとする「Equalizer E370LX」を同日より販売、5月初旬より出荷する予定。価格は132万円(税別)。

 Equalizerシリーズは、レイヤ4による負荷分散方式とソースIPによるセッション維持機能に加え、レイヤ7対応によるコンテンツスイッチ機能を搭載するロードバランサー。

 最新のEqualizer LXシリーズでは、新ハードウェアプラットフォーム(2GBメモリ、デュアルコアCPU、40GB SSD)を採用したことで、従来モデル「Equalizer GXシリーズ」と比較して、通常のトラフィック処理能力が約6倍に向上した。

 今回発売するEqualizer E370LXは、従来シリーズの同等モデル「E350GX」と価格が変わらないため、コストパフォーマンスにも優れるという。

 管理画面には日本語GUIを採用。ネットワーク機能も強化し、VLAN機能を標準搭載したことで、ネットワーク構成の柔軟性を向上している。

 主な製品仕様は、ポート構成が1GbE×6ポート、スループットが4.8Gbps。

 ネットワールドはEqualizer LXシリーズのそのほかのモデルも、コヨーテのリリースに併せて順次発売・出荷する予定。

(川島 弘之)