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TOKAIコム、「クラウドプラットフォームサービス」に3つの新機能

最上位プランやOSなしプランなど追加

 株式会社TOKAIコミュニケーションズ(以下、TOKAIコム)は21日、IaaSサービス「BroadCenterクラウドプラットフォームサービス」において、「Extra Largeプラン」「Non-OS」「Sleepサーバ」の3機能を新たに追加した。

 BroadCenterクラウドプラットフォームサービスは、同社データセンター内で管理されている仮想サーバー環境をネットワーク経由で提供するクラウドサービス。24時間365日の運用管理体制でワンストップでサービスを提供。BCP・DR対策として、同社提携データセンターへの遠隔バックアップオプションなども用意している。

 従来のサーバープラン(Lite/Small/Medium/Large)に加わる新たな「Extra Largeプラン」では、最大8vCPU、32GBメモリが利用できる。価格は月額5万7800円(税別、8vCPU/16GBメモリ)からで、必要メモリ容量に併せて3タイプが用意される。

 「Non-OS」は、OSなしの仮想マシンのみを提供するプラン。価格は月額8600円(税別、1vCPU/1GBメモリ)からで、OSインストール済み仮想マシンと同様に必要スペックに応じてLite/Small/Medium/Large/Extra Largeの5プランから選択できる。

 「Sleepサーバ」は、BroadCenterクラウドプラットフォームサービスで提供している仮想マシンをSleep状態として低価格で保管する。試験環境として年間数カ月のみ稼働する仮想マシンや、繁忙機間のみ稼働させたい仮想マシンなどについて、未使用期間は設定を保ったままSleep状態とし、必要に応じてActive化させることで、コストを抑えてサーバーを利用することが可能となる。Sleepサーバの提供はMedium以上のサーバープランからで、価格は月額4500円(税別、2vCPU/2GBメモリ)から。

(川島 弘之)