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日立、ATMの運用管理をトータル支援するクラウドサービス

ATMクラウドサービス全体イメージ

 株式会社日立製作所(以下、日立)は15日、ATMクラウドサービスを発表した。金融機関におけるATMの運用管理をトータルにサポートする。提供開始は4月1日より。

 ATMクラウドサービスは、ATMの取引内容を記録して保存するATMジャーナルの集中管理のほか、ATMの状況監視といった業務をメニュー化し、クラウドサービスとして提供するもの。国内金融機関へのATM設置台数で高いシェアを持つ日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社が提供しているATM周辺サービスをベースに、「ATM監視・運用サービス」「ATMジャーナル集中管理サービス」「ATMリモートメンテナンスサービス」の3つをメニュー化し、それらをネットワークを介して利用可能にする。

 金融機関は同サービスにより、自ら行っているATMに関する業務を新たにシステム投資をせずに、高いセキュリティを確保したクラウド環境で行えるとのこと。

 日立は今後も他システムとも連携したATM取引業務のレベルアップやBCP対策など、金融機関のニーズに応える新しいクラウドサービスをタイムリーに開発し、提供していく予定。

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