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NTTデータ、小売・飲食店向けの店舗管理クラウドサービス

 株式会社NTTデータは、決済を軸としたクラウドサービス「PastelPort Plus」を拡張し、新たに小規模な小売・飲食店向けの店舗管理クラウドサービスを4月22日より提供する。

 第1弾として「PastelPort Plus売上管理サービス」を提供。売上状況のスピーディな把握・分析や店舗マスタの一元管理を通して、業務の効率化を実現する。シャープ製クラウド対応端末「UP-N300」も組み合わせて、従来レジ単体では実現できなかったさまざまな機能をワンストップに提供するという。

 サービスの特徴としては、売上管理・分析、マスタ管理、決済サービスなどをクラウドセンターから提供。従来、高価な端末と個別のシステム構築が必要であった売上管理機能を、システム構築なしで端末1台から利用できるようにする。

システム概要図

 各店舗の売上情報は15分ごとに最新情報に更新され、外出先からでもPC・スマートフォンを用いてチェック可能。新規商品登録も33万商品もの膨大なデータベース情報を活用することで、簡単・ミスなくスピーディに行えるという。

 精算時のレシート情報は電子データとしてクラウドセンターに7年間保管。専用アプリで簡単に検索・閲覧できるため、店舗での紙管理が不要となる。

 また、クラウド対応端末「UP-N300」は、大画面タッチパネルでの快適な画面操作、カードリーダ一体型のコンパクトボディによる省スペース設計により、オールインワンの店舗端末として利用できるとのこと。

 今後も、決済業務を軸としながら、小売・飲食業界の数店舗までを中心とした小規模企業向けに幅広い店舗業務の支援を予定。店舗管理クラウドサービスの第2弾として、2013年8月には飲食店向けオーダーエントリーシステムに対応し、キッチンプリンタやハンディターミナルとの連動による利便性を提供する予定としている。

(川島 弘之)