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ハイパーギアとアピックス、重要文書の出張電子化サービス

 電子文書システム開発を行う株式会社ハイパーギアと、文書電子化やオンデマンド印刷などのBPOサービスを行う株式会社アピックスは業務提携し、ユーザー企業へ出張して契約書など重要文書を電子化・分散保管を可能にする「重要文書出張電子化サービス vitalDSS」を3月21日より提供すると発表した。

 同サービスでは、ユーザー企業へスキャナ機材を持ち込み、フルサービスで契約書などの重要文書を電子化する。重要文書を社外に持ち出す必要がないので、万一の紛失、汚損などの心配がなく、入力作業期間中も文書を利用できる。

 また、文書電子化について深い経験と知識を持つ文書情報管理士の監督の下、ハイパーギアで多くの実績があるe-文書法電子化システムをそのまま利用して、同じサービスレベルで作業するため、最高レベルの真正性を保った電子化が可能という。

 フルサービスなのでユーザーは電子化する文書を指示するだけで良く、また長期保管用のPDFだけでなく、デジタルID暗号化され特定の人のみが閲覧できるPDFファイルの作成にも対応する。

 価格は1ページあたり50円。作業工数は5000ページの場合、10営業日(2週間)程度を予定する。販売目標は年間100件。

(川島 弘之)