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SCSK、企業向けのクラウド型ファイルサーバー「USiZEクラウドファイルサーバ」

 SCSK株式会社は、業務データの外部保管と高速なファイルアクセスを可能にする「USiZEクラウドファイルサーバ」を3月1日から企業向けに販売する。

 USiZEクラウドファイルサーバは、クラウド環境で安価にファイルサーバーを利用できるサービスで、ローカル環境にキャッシュ機能を持ったゲートウェイ機器を設置することで、ネットワーク帯域にかかわらず快適にファイルアクセスが可能。SCSKの運営するデータセンター「netXDC」の高度な監視連絡体制が標準で利用でき、自動バックアップや自動データ階層化といった運用のオートメーション機能も利用できる。

 業務を止めることなく、既存環境からクラウド環境への移行も可能。日立製作所のファイルサーバーを採用しており、ディレクトリ構成やアクセス権といったメタ情報を先行移行し、その後データを移行しながらファイルサーバーを利用できる。ファイルサーバーは500GBからスモールスタートでき、利用を継続したまま容量の拡張・縮小も行える。

 価格は、ゲートウェイ機器利用、500GBのクラウドストレージ領域、障害時連絡サービスをパックとして提供し、月額費用9万8000円(税別)から。SCSKでは販売開始から1年間で30社への導入を目標としている。

(三柳 英樹)