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LinuxCon Japan 2013で学生向けプログラムを実施

コア開発者の前で発表するチャンス

 The Linux Foundationは8日、5月に東京で開催される「LinuxCon Japan 2013」において、Linuxコミュニティの未来を担う学生がLinuxConに参加できるプログラム「LinuxCon Staging」を開催すると発表した。

 学生開発者にLinuxConでの発表機会を提供する「LinuxCon Staging」のほかにも、学生先着50名に限り無料でLinuxCon Japanに招待するなど、グローバルなLinuxコミュニティの世界を学生が日本にいながら肌で感じられる機会を提供するとしている。

 LinuxCon Stagingでは、CFPに応募してプログラム委員の審査により採択された学生に、国内外から集まるコア開発者の前で発表する機会を与える。持ち時間は30分間(プレゼンテーション20分、質疑応答10分)。募集は3月7日までメールにて受け付け。申込手順は、1)Linuxのカーネル、システムツール、ライブラリなどに関する話題を選択、2)プレゼンテーションのタイトルと150語以内の英文でまとめた発表内容を準備、3)選考者に向けた150語以内の英文略歴を準備、4)これらすべてを電子メールにて応募する。結果発表は3月15日。対象は大学生/大学院生、高専生、高校生、中学生など学生であれば歓迎するとのこと。

 CFPに応募した学生は、採択の可否にかかわらず全員LinuxCon Japanに無料で招待。CFPに応募しない学生も先着50名を無料で招待する。通常の学生向け料金は100ドル。

 LinuxCon Japanは、アジア地域における最大のLinuxカンファレンス。コア開発者、管理者、ユーザー、コミュニティマネージャー、業界専門者が一堂に会し、単に協業を推進するだけでなく、日本やアジア諸国と世界のLinuxコミュニティと今後の交流を促進する。2013年は5月29日(水)~31日(金)に、ホテル椿山荘東京にて開催される。

(川島 弘之)