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クラウドサービス「CloudCore VPS」に ビジネス向け上位プランを追加
(2013/2/7 06:00)
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズは、クラウドサービスのブランド「CloudCore」シリーズのVPSサービス「CloudCore VPS」で、新たに上位プランを設け、2月26日より提供を開始すると発表した。
KDDIウェブコミュニケーションズは2011年11月にCloudCore VPSを提供開始。これまで、CloudCore VPSの提供プランは、メモリ2GB、CPU物理1コア、ディスク容量100GBで月額945円(12カ月契約時)の「CloudCore VPS2048」1プランのみだったが、メモリ容量やディスク容量の大きい上位プランの要望が多く寄せられていたことから、上位プランを用意した。
今回提供開始する上位プランは、従来からのプランと同様に完全仮想化のKVMを採用。ビジネス向け上位プランながら、最も安いプラン「CV01」は初期費用無料、月額料金1260円(12カ月契約時)で、CPU仮想2コア、メモリ2GB、ディスク100GBとなっている。
新規提供するプランは「CV01」「CV02」「CV03」「CV04」の4つ。いずれも標準OSはCentOS 6.2 x86_64版で、その他にCentOS 5.8 / Debian 6.0.4 / Fedora 16 / FreeBSD 9.0 / Scientific Linux 6.2 / Ubuntu 12.04 / Ubuntu 10.04が利用可能。従来のVPS2048プランと同様、ISOアップロード機能、root権限も利用可能。
月額料金(12カ月一括払い時、税込)・メモリー/ディスク容量/CPUは、それぞれ以下のようになっている。
CV01 :1260円・2GB/100GB/仮想2コア(初期費用無料)
CV02 :2415円・6GB/300GB/仮想3コア(初期費用3990円)
CV03 :4725円・8GB/450GB/仮想4コア(初期費用5670円)
CV04 :7560円・12GB/800GB/仮想6コア(初期費用9975円)
KDDIウェブコミュニケーションズは、これまでのプランではパフォーマンス不足で開発が難しかった大規模アプリケーションの構築やバックアップサーバーとしての使用、また、アクセス数の多いウェブサイトの運営や高機能CMSの運用などにも利用可能になるとしている。
このほか、1回で複数台を申し込みできる「まとめ買い機能」も追加した。