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オラクル、クラウド型タレントマネジメントサービス「Taleo」

 日本オラクル株式会社は31日、クラウド型タレントマネジメント新製品「Oracle Taleo Cloud Service(以下、Taleo)」の国内提供を開始した。

 Taleoは、人材の採用・配置・育成・目標管理・業績評価・報酬・後任計画などのタレントマネジメントにかかわる業務を包括的に支援するSaaS型サービス。

Taleoの特長
グローバルでの導入実績

 特長は、優秀な人材(エース)を効率よく採用するための仕組み。具体的には、人材開発会社のサービスと連携するほか、ソーシャルネットワークやダイレクトリクルーティングを支援する機能を備える。複数のチャネルから候補者を募れるのがポイントだ。世界で5000社を超える実績があり、年間350万人の採用担当者、1億4000万人の応募者がTaleoを利用しているという。

 また、キャリア開発と効果的なラーニングでの育成計画を管理可能。従業員が希望するポジションと本人のスキルやコンピテンシーとの適合状況を把握しそれをもっとにキャリア計画を策定。キャリア計画に必要なアクティビティを個人の目標とリンクさせた学習計画が立てられる。

採用・配置機能の特長
育成計画機能の特長

 目標管理、業績評価もグラフィカルに可能。採用後のパフォーマンスを効率的に追跡できる。後任計画では、社内の現在のリーダーと潜在的なリーダーを特定し、社外の候補者も含んで検討できる。各候補者を並べた比較、検討レビューといった機能を備えるほか、潜在的リーダーのキャリア計画の目標設定や現在と将来のリーダーを定着させるためのプログラム開発なども行える。

目標管理、業績評価機能の特長
後任計画機能の特長

 価格はユーザーあたり月額218円。最小1000従業員数から導入が可能。

人材ブラウザ画面
後任者候補を自動で提案
欠員のポジションで人材を募集中。社内外から候補者を提示

(川島 弘之)