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日本ポステック、業務利用に向けた1万2390円の7型タブレット

 日本ポステック株式会社は、業務利用を想定した低価格なAndroidタブレット「Chasm」(キャズム)シリーズ2機種を2月21日に発売する。価格は7型液晶搭載の「Chasm7」が1万2390円、9.7型液晶搭載の「Chasm9」が1万6590円。法人向けに販売されるが、反響を見て一般向けの販売も検討するとしている。

 今回発売される「Chasm」シリーズは、Android 4.1.1を搭載し、Wi-Fi、Bluetoothが利用できるタブレット。POS関連事業者向けとして展開されるもので、必要以上の機能を削り安価にしたのが特徴。アプリ開発会社などが自社製品のパッケージにセットにして販売する際にも最適としている。また、業務利用の際には、日本ポステックが端末のアフターサポートも提供する。

 ディスプレイは7型の「Chasm7」が1024×600ドット、9.7型の「Chasm9」が1024×768ドット。CPUは「AML8726-MX」で、デュアルコアのARM Cortex A9を搭載、1.5GHzで駆動する。メモリ(RAM)は1GB。ストレージは7型が4GB、9.7型が8GB。200万画素のメインカメラ、30万画素のインカメラを搭載する。microUSB、microSDカード、miniHDMIを利用できる。

 なお同社では、5月に3G対応版の「Chasm7C」「Chasm9C」の販売も予定している。こちらの価格は未定。

「Chasm7」
「Chasm9」

(太田 亮三)