ニュース

住友電工情報システム、ファイルサーバーとの統合管理に対応した「楽々Document Plus」新版

 住友電工情報システム株式会社は18日、文書管理・情報共有システムの新版「楽々Document Plus Ver.3.0」を発表した。価格は250万円(税別)からで、1月21日より販売を開始する。

 「楽々Document Plus」は、複数のファイルを1つの「文書(ドキュメント)」に添付し、「フォルダ」に保管できる文書管理・情報共有システムで、日付や作成者などの任意項目を属性として付与し、文書を登録可能。バンドルされている全文検索エンジン「QuickSolution」は“あいまい”検索にも対応しており、探したい文書をすぐに発見できるほか、高速ビューワを搭載しているので、ヒットしたページを瞬時に表示できるという。

 新版では、ファイルサーバーと「楽々Document Plus」で管理される文書を統合的に閲覧・検索できるようにする、ファイルサーバー共有機能が追加された。社内に分散するファイルサーバーの一部を公開フォルダとして「楽々Document Plus」に設定すると、設定した各ファイルサーバーのファイルが「楽々Document Plus」で閲覧・検索可能となるので、別途システムに登録することなく、ファイルの共有・活用を行える。

 また、今回より多言語に対応し、システムが出力するメッセージやタイトル、ボタンの表示を日本語と英語に切り替えられるようになった。さらに、ユーザー情報やフォルダ情報などユーザー企業側で登録する情報も、日本語・英語それぞれの表示名を登録できる。なお、中国語にも近日対応予定とのこと。

(石井 一志)