住友電工情報システム、PDFベースのビューワを採用した文書管理・共有システム「楽々Document Plus」新版


 住友電工情報システム株式会社は31日、文書管理・共有システムの新版「楽々Document Plus Ver.2.0」を発表した。価格は250万円(税別)からで。同日より販売を開始する。

 楽々Document Plusは、企業内に存在する文書やデータを登録・保存・管理し、必要な時に情報を取り出せるようにする文書管理・共有システム。今回の新版ではまず、登録された文書ファイルを参照するためのビューワをPDFベースに刷新し、マルチブラウザに対応した。また、PDFファイルの中で当該ページの表示に必要な情報だけ抽出し、データ転送する仕組みを採用しているため、回線速度の遅い環境下でも、軽快に表示できるという。

 さらに、検索でヒットしたページを直接開き、検索キーワードをハイライト表示することも可能になったほか、文書ファイルのPDF変換用にハイパーギアの「HGPscanServ Plus」をバンドルしており、対応するオフィス系文書の拡充と表示精度の向上が図られている。

 加えて、全文検索の結果一覧にサムネイルを表示する機能を搭載。サムネイルにマウスを合わせると拡大表示が行えるので、サムネイルで確認、拡大表示、ビューワで参照という作業が一連の流れになり、検索結果の確認効率が向上しているとのこと。

 このほか、画面左側にフォルダーツリーを常時表示させるようにレイアウトを変更。メニュー項目の見直しも行われ、よく使うメニュー項目が集約されるなど、ユーザーの使い勝手が向上している。

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