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ジェイズ、L2セキュリティスイッチ「SGシリーズ」を販売

 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(ジェイズ)は17日、ハンドリームネット株式会社が開発・販売するL2セキュリティスイッチ「SGシリーズ」の販売を開始した。

 SGシリーズは、内部ネットワークの脅威の発生を最小化するL2スイッチ。ハードウェアに内蔵されたセキュリティエンジンによって、ワーム・ウイルスなどによる有害トラフィックをリアルタイムに検知・遮断。L2レベルでARPプロトコルの脆弱性を利用するARP Spoofing攻撃によるトラフィックの盗聴も防止する。

 また、ネットワークループの発生ポートを分離し、原因の早期特定を可能にするほか、RADIUSサーバー機能も標準で内蔵し、SGシリーズ1台で最大512台までの認証を可能にする。

 ジェイズはエンタープライズ市場をはじめ、教育機関など不特定多数のユーザーが利用するネットワークを抱える顧客へ、内部ネットワークのセキュリティ対策として販売。初年度に2億円の売り上げを目指す。

(川島 弘之)