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日本マイクロソフトの「Dynamics CRM」、東京スター銀行に採用

 日本マイクロソフト株式会社は19日、株式会社東京スター銀行が、日本マイクロソフトのCRMソフト「Dynamics CRM」を利用したCRMシステムの導入を開始したと発表した。同製品の本格導入は、日本国内の銀行として初めてとのこと。

 スター銀行では2011年から、次の10年を見据えたビジネス情報基盤の整備に着手しており、グループウェアをLotus Notes/DominoからExchange Serverへ移行。ポータルについてもSharePoint Serverを導入している。

 そして次のフェーズとして2012年からは、Dynamics CRMによる本格的なCRMシステムの導入を開始した。現在は「攻めのCRM」のスローガンの下、3つの情報系システムが三位一体となった統合情報共有基盤の実現に向け、環境の整備を進めている。

 スケジュールとしては、正式採用に向けた社内調整が2012年1月から開始され、4月後半に正式な導入プロジェクトをスタート。5月の構築キックオフを経て、現在は2013年3月のリリースを目指し、富士通のもとで開発が進められている。

(石井 一志)