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ドコモ、「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」のスマホ向け機能を拡充

 NTTドコモは、法人契約の携帯電話を専用のWebサイトから遠隔で一元管理できるサービス「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」のスマートフォン向け機能を19日に拡充する。

 「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」は、2006年8月1日にiモードケータイ向けに開始されたサービスで、法人契約の携帯電話を遠隔で一元管理できる。今回スマートフォン向けの機能を拡充することで、法人におけるスマートフォンのセキュリティ対策や管理者の運用負荷の軽減が可能となる。また、iモードケータイとスマートフォンを意識することなく、一元管理可能になるのもメリット。

 今回拡充される主な機能は、スマートフォンを紛失した際に、端末内に保存された情報およびSDカードなどの外部記録媒体の情報を遠隔で初期化する「遠隔初期化機能」、スマートフォンが管理者の制御下にあるかどうかを定期的に監視し、通信が途絶えている端末や登録時と設定の異なる端末があった場合に管理者へ通知する「セキュリティレポート」、spモードのメールアドレス、パスワード、迷惑メールの設定などの各種メール設定や、docomo Wi-Fiの設定を管理者が遠隔から行える「各種spモード設定」など。

 利用料金は基本料が1050円/月。

(川島 弘之)