CA、統合モニタリング製品「Nimsoft Monitor」新版～ネットワークフロー分析が可能に

　CA Technologiesは6日、統合モニタリングソリューションの新版「CA Nimsoft Monitor 6」を発表した。

　CA Nimsoft Monitorは、レガシー環境からクラウドを含むすべてのIT環境において、アプリやネットワークなどすべてのインフラレイヤのモニタリングを実現するソリューション。新版では、ネットワークフロー分析機能を追加した。

　この機能により、ネットワークフローデータの収集・分析が可能。ユーザー企業は自社のIPトラフィックを視覚化し、問題の特定および履歴の確認、傾向分析を容易に行い、アプリのサービスレベルを視覚的に確認。重要なアプリやシステム全体にわたるネットワーク上での情報のやり取りやパターンをより正確に把握できるようになるという。

　さらにこの分析で得られる見識から、コストや業務への影響に基づいてトラフィックの優先順位を設定し、効率の向上、潜在的な問題に対するプロアクティブな予測などが可能になるという。

　このほか、エージェントの自動配信機能も搭載。CA Nimsoft Monitorはエージェント方式とエージェントレス方式の両方が選べるが、エージェント方式において導入期間を大幅に削減できるという。

　対応するネットワークフロー技術は、NetFlow version 5/7/9、IP Flow Information Export、sFlow、J-Flow、NetStream、cflowd、Rflow。参考価格は、サーバー50台・ネットワーク機器50台の場合、22万1650円（税別）/月。