ジェナ、法人向けスマートデバイスアプリ開発プラットフォーム「seap」


 株式会社ジェナは1日、法人向けスマートデバイスアプリ開発プラットフォームサービス「seap」を発売した。

 seapは、Webブラウザのみで誰でもスマートデバイス向けアプリが作成できるクラウド型サービス。カタログ・プレゼン・ファイル共有・アンケートなどのビジネスで使われるアプリが、テンプレートを選択してコンテンツを登録するだけで作成できる。

カタログテンプレートフォルダテンプレート

サイネージテンプレートアンケートテンプレート

 企業ロゴなどの好きな画像をアイコンに設定したり、アプリ名称を自由に決めたりできるほか、アプリごとに配信したいコンテンツを登録して、自社専用のアプリを作成可能。セキュリティポリシーやユーザー権限設定、デバイスの個体情報による多要素認証、アプリ内データの強制削除、デバイス内へのデータ保存禁止などのセキュリティ機能も利用できる。

 また、アプリ開発だけでなく、アプリ配布、コンテンツ管理、効果測定まで、アプリ活用に必要な機能をオールインワンで提供するのも特長。

 価格は月額10万円。容量に対して課金されるため、開発できるアプリ数や利用可能なユーザー数は無制限。容量の追加も1GB単位で行える。これにより、従来アプリ開発に必要だったコストを大幅に削減できるとしている。

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(川島 弘之)
2012/11/1 14:07