ワークス、Amazon Web Services上でのERPパッケージ導入・運用を支援するサービス

　株式会社ワークスアプリケーションズ（以下、ワークス）は13日、Amazon Web Services（AWS）のクラウドインフラを利用したERP環境の運用サービス「COMPANY on Cloud Managed Service（CCMS）」を発表した。トレンドマイクロ株式会社と協業し、同社のセキュリティ対策機能を標準で提供する。提供開始は9月下旬から。

　「CCMS」は、ワークスのERPパッケージ「CAMPANY」に特化した運用サービス。「CAMPANY」は2011年3月よりAWS対応版が提供されているが、クラウドでERPシステムを稼働するために必要な各種サービスを、パッケージ費用に応じた一定割合の定額料金で提供する。

　具体的には、Amazon VPC（Virtual Private Cloud）とAmazon EC2を利用したクラウド環境の構築から、日々のインスタンスの起動・停止、スケール変更対応といったリソース管理機能、死活監視からログ監視、性能監視に至るまでの監視機能、インスタンスやログ、データのバックアップ機能などを提供。さらに、システム診断機能や、トレンドマイクロのサーバーセキュリティ技術を用いた不正プログラム/脆弱性対策機能も備えている。

　また、クラウド上での「COMPANY」の構築・管理をワークスの専任エンジニアが支援し、ユーザー企業の負荷を軽減するとのこと。