NTTアイティ、顔画像はPC、共有資料はタブレットに表示するWeb会議サービス


 NTTアイティ株式会社は11日、Web会議の新サービス「ミーティングプラザMD(マルチディスプレイ)サービス」を発表した。12日より提供する。

 新サービスは、多地点に散在する会議参加者の手元のタブレットなどに、共有資料を提供するWeb会議サービス。PCに会議顔画像、タブレットなどに共有資料を表示するため、1つのPC画面に会議顔画像と共有資料の両方を表示する場合と比べ、視認性が向上する。

「ミーティングプラザMDサービス」の画面イメージ。PC画面に顔画像を表示し、共有資料はタブレット画面に表示するため、視認性が向上する

「ミーティングプラザMDサービス」の構成図。発表者のPCと参加者のタブレットはクラウドを経由してサーバーに接続される。発表者のPC上に表示された会議資料はサーバーにリアルタイムでアップロードされ、参加者のタブレットに配信される。発表者が会議資料を変更・編集すると参加者のタブレットの内容は即座に変更されるため、効率的に会議を進めることが可能。また、発表者PCの画面のみを配信し、ファイルを配信しないため安全

「ミーティングプラザMDサービス」のQRコード操作イメージ。会議参加者は、会議が始まる前に会議室ディスプレイ、会場内掲示印刷物などに表示・掲載されたQRコードをタブレットで読みとるだけの簡単な操作で、資料の取得が可能。特別なソフトは不要なため、会場に備え付けのタブレットだけでなく、個人が持ち込んだタブレットも使用できる

 共有資料を表示する端末として使用できるのは、iOS/Android搭載のスマートフォン/タブレット、Windows/Macなど、Webブラウザ機能を持つほとんどの端末。

 提供形態はクラウドサービス。価格例は、初期費用が3万円(税別、5地点を接続する使用時間無制限プラン)、月額費用が4万5000円(税別)および1500円(同)/タブレットなど。同社では年間500契約を目指す。

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