NEC、Windows Server 2012の仮想スイッチをOpenFlowに対応させるアドオン「UNIVERGE PF1000」


 日本電気株式会社(以下、NEC)は5日、最新サーバーOS「Windows Server 2012」のHyper-V 仮想スイッチをOpenFlowに対応させる拡張ソフト「UNIVERGE PF1000」を開発したと発表した。11月より提供開始する。

 NECが提供している「UNIVERGE PFシリーズ」は、OpenFlow技術に対応したネットワーク製品群。パケット転送機能を持つプログラマブルフロー・スイッチ「UNIVERGE PF5240/5820」と、通信制御機能を備えたプログラマブルフロー・コントローラ「UNIVERGE PF6800」がこれまでに提供されている。

 今回開発されたUNIVERGE PF1000を用いると、Windows Server 2012のHyper-V 仮想スイッチがOpenFlowに対応し、UNIVERGE PF6800からプログラマブルフロー・スイッチと同様にHyper-V 仮想スイッチを制御可能になる。これによって、サーバー仮想環境においても、柔軟かつきめ細やかな制御を実現できるとのこと。

 なおNECでは、Windows Server 2012の開発段階早期より米Microsoftと協力してUNIVERGE PF1000の検証を進め、製品化にこぎ着けたとのことだ。

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