SUSE、OpenStackベースのプライベートクラウドソリューション「SUSE Cloud」


 SUSEは8月29日(米国時間)、OpenStackベースの企業向けプライベートクラウドソリューション「SUSE Cloud」を提供開始したと発表した。

 SUSE Cloudは、企業向けの機能を搭載したプライベートクラウドソリューション。4月にリリースされた5回目のメジャーリリース「OpenStack 2012.1(Essex)」をベースに、しており、SUSE Linux Enterprise Server上で動作する。また、6カ月サイクルで行われるOpenStackのアップストリームリリースにも追随するほか、オープンソースのCrowbarソフトウェア・フレームワークを組み込むことで、物理的なクラウドインフラの導入と継続管理をシンプル化するという。

 さらに、イメージ構築プラットフォームのSUSE Studio、Linux管理ツールのSUSE Managerと統合的に運用できるため、企業はプライベートクラウドとパブリッククラウドの双方にわたってアプリケーションとワークロードを迅速に実装・修正・管理できるようになるとのこと。

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(石井 一志)
2012/9/3 16:45