野村證券、全国展開した8000台のiPadで「Handbook」を採用


 インフォテリア株式会社は9日、野村證券株式会社が全国のリテール営業担当者に展開した約8000台のiPadに、スマートデバイス向けコンテンツ作成・配信・共有サービス「Handbook」が採用されたと発表した。

 野村證券では、“コンサルティング営業の強化”を経営方針とし、顧客へのサービスの質の向上に取り組んでおり、その一環として、2012年7月に国内最大規模となる約8000台のiPadを全国のリテール営業担当者に配布した。

 Handbookは、そのiPad上で稼働する顧客向けの情報配信と営業担当者の情報共有の基盤として採用された。iPadとHandbookの組み合わせにより、持ち運べる資料の種類が格段に増え、資料のアップデートも本社で一括して行えることから、営業担当者が顧客と接する時間を増やすことが可能になったとしている。

 Handbookは、PC上のデジタル文書をクラウド経由でiPhone/iPad/Androidなどのスマートフォンやタブレットに配信するサービス。あらゆる業務文書をスマートデバイスで持ち歩くツールとして多くの企業や公共機関で採用されている。

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