アプリの開発・運用環境を提供するPaaS型サービス「ニフティクラウド C4SA」


 ニフティ株式会社は31日、アプリケーションプラットフォーム「ニフティクラウド C4SA」を提供すると発表した。これまではクローズドベータ版での提供だったが、同日より正式版として提供開始される。価格は月額945円から。

 「C4SA」は、Ruby/PHP/Python/Perlの各言語、Ruby on Rails/CakePHP/Djangoの各プラットフォーム、WordPress/PukiWikiなどの汎用ソフトウェアなど、Webサービスの開発に必要な汎用的なソフトウェアをあらかじめ用意した、開発・運用プラットフォームサービス。Webベースのコントロールパネルから必要なものを選ぶだけで、アプリケーション実行環境を容易に構築することができる。

 また、WebDAVやGitなどとの連携にも対応するほか、ほかのメンバーを招待して複数人で作業できるコラボレーション機能を備えており、エンジニア、プログラマー、デザイナーなどのチームによるシームレスな開発・運用を支援するとのこと。

 またアプリケーションは、キャンパスと呼ばれる環境ごとに1つ構築することができ、性能が不足する場合は、メモリやディスク容量などを増強することも可能。今後は、複数のキャンバスを連携させたスケールアウトにも対応していく予定とした。そのほかの機能強化としては、サービス提供時に必要とされる顧客管理、決済代行などのバックエンド機能の追加を予定する。

 なおニフティでは、サービスの提供を記念して、9月30日まではキャンパスの基本料金を無償とするキャンペーンを実施する。


開発・運用画面のイメージキャンバス作成画面のイメージ
関連情報