NRI、オープンソースソフト50種のバージョンアップ情報を無償提供


 株式会社野村総合研究所(NRI)は、約50種類のオープンソースソフトウェア(OSS)に関して、バージョンアップ情報を5月9日から無償で公開すると発表した。

 ベンダーからのサポートがないOSSでは、ユーザー企業やシステムインテグレーターのエンジニアが、自らバージョンアップ情報を収集し、システム開発や管理を行う必要がある。そこで、NRIでは約50種類のOSSに関するバージョンアップ情報を独自に収集し、ウェブサイトやTwitter、Facebookなどを用いて情報を提供。脆弱性対策や新機能の導入についての情報共有を推進することで、OSSを活用するエンジニアを支援するもの。

 情報提供サイトなどでは、OSSのバージョンアップ情報のほか、OSS関連の最新トピック、NRIおよび他社が開催するセミナー情報も合わせて提供する。

 オープンソースのバージョンアップ情報を提供するサイトは以下の4サイト。情報提供の対象となるOSSは、Apatch、CentOS、jBoss、PHP、BIND、Samba、debian、Perl、Ruby、MySQL、FreeBSD、Red Hat Enterprise Linuxなど。


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