アシスト、列指向型の超並列データベース「Calpont InfiniDB」を販売


 株式会社アシストは、米Calpontと総代理店契約を締結し、同社の高速分析用データベース「Calpont InfiniDB」日本語版の販売・サポートを3月2日より提供すると発表した。

 Calpont InfiniDBは、列(カラム)指向型の超並列データベース。「高速」「シンプル」「スケーラブル」を特長とし、DWH専用アプライアンスが得意とした大量データ分析を低コストに実現するという。

 列指向型の採用、パーティショニング、高いデータ圧縮率といった特長に加え、「極限までディスクI/Oを削減した」(アシスト)というアーキテクチャを採用。チューニングなしで高速かつ安定した性能を実現したとする。また、CPU・メモリなどを増設するスケールアップや、サーバーを並列に追加していくスケールアウトのいずれかを選択することも可能で、どちらの場合もリニアに性能向上できるという。

 今回提供を開始する日本語版では、アシストがCalponとともに検証し、「データの集計処理やBIツールからのアドホック検索など、大量データをSQLで処理する環境に適していることを実証した」(同社)。今後もCalponとのパートナーシップの下、国内企業の情報活用に関する課題を解決していくとする。

 稼働OSは、Red Hat Enterprise Linux、Debian、Ubuntu、CentOS、Fedora、FreeBSD、Windows。価格は、1コアあたり90万円(税別)/ライセンス、保守費用が18万円(同)。

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