HDE、RHEL 6.2やCentOS 6.2に対応したLinuxサーバー管理ソフト新版~IPv6もサポート


 株式会社HDEは25日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.2、CentOS 6.2に対応したLinuxサーバー管理ソフト「HDE Controller X ISP」を発表した。1月31日より販売を開始する。価格は、1年のサポート付きで15万2250円。

 「HDE Controller」は、Web、メール、DNS、メーリングリスト、アカウント管理などの各種サーバー管理に対応した、Webベースのサーバー管理ソフト。サービス、リソース、ログなどの監視や、異常検知時メール通知/スクリプト実行、OSのアップデート機能なども搭載しており、Webブラウザ上からわかりやすいGUIを使って操作を行えるという。

 今回リリースする「HDE Controller X ISP」は、1台のサーバーマシンで複数の
ドメインを運用可能にするバーチャルドメイン機能を有し、最大300ドメインまでの管理が可能。ホスティング事業者に最適化されたエディションです。

 今回の新版では、まず、最新ディストリビューションであるRHEL 6.2(x86_64)、CentOS 6.2(x86_64)に対応したほか、VMwareの最新仮想環境であるVMware ESXi 5にも対応している。

 また、1台のサーバーで複数のドメイン管理を行える「バーチャルドメイン」機能を搭載し、最大300ドメインまでの管理が可能になったため、ホスティング事業者で効果的に利用できるとした。さらに、IPv4とIPv6のデュアルスタック環境を今回よりサポートしたが、バーチャルドメイン機能では、IPv6ベースのドメインには対応しない。

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