日本ティーマックス、Oracle DB互換のデータベースソフト「Tibero RDBMS 5.0」


 日本ティーマックスソフト株式会社(以下、日本ティーマックス)は、Oracle Databaseとの互換性を持つRDBMS「Tibero RDBMS 5.0」を2012年2月より提供開始する。

 Tibero RDBMS 5.0の特徴は、Oracle PL/SQLと文法互換を持つtbPSMが提供される点。これによって、Oracle Database用に開発されたPL/SQLのプログラムを、ソースコードを一切変更することなく動作させられるという。

 また、共用ディスク方式と独立ディスク方式(データ複製方式)という2種類のHAクラスタリング技術を提供。特に、共用ディスク上のデータベースに対して、複数ノードから直接アクセス可能なShared Everything方式による並列トランザクションをサポートしているため、ミッションクリティカルなアプリケーションでも利用可能とのこと。

 価格は、「Standard Edition One」の場合で40万9700円(税別)/プロセッサ。日本ティーマックスソフトでは、シーイーシー、ニッセイ情報テクノロジー、野村総合研究所などの代理店とともに日本市場での展開を図る計画で、この製品に関連した事業において、初年度10億円の売り上げを目指す。

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(石井 一志)
2011/12/27 15:41