NTTPC、自社IP-VPNとデータコネクトとのゲートウェイサービスを提供


 株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は29日、法人向けVPNソリューション「Master'sONEサービス」において、「Master'sONE 『データコネクト』対応サービス」を12月1日より提供開始すると発表した。東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)、西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)の帯域確保型データ通信サービス「データコネクト」をアクセス回線として利用する。

 光回線を利用したダイヤルアップデータ通信サービスのデータコネクトでは、従来のISDNなどと比べて効率的なデータ通信が可能になり、特に、通信時間が短時間で終了する監視データやPOSレジなど、M2M関連のデータ通信に適しているという。

 今回提供される「Master'sONE 『データコネクト』対応サービス」は、このデータコネクト対応のゲートウェイ機能を提供するサービスで、最大同時接続数が32の「プラン32」と、100の「プラン100」を用意した。

 料金は、基本料金がそれぞれ5万2500円/月、15万7500円/月で、いずれも1同時接続あたり6825円/月が加算される。初期費用は両プランともに10万5000円。さらに、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」(NTT東日本のみ)および「ひかり電話」の契約も必要になる。

 なおNTTPCでは、Master'sONEがデータコネクトに対応することにより、Master'sONE VPNソリューションと組み合わせたM2Mソリューションを積極的に推進したい考えだ。

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