SCSK、日本コンピュウェアのSaaS型アプリケーションパフォーマンス管理製品を販売開始


 SCSK株式会社は24日、日本コンピュウェア株式会社と販売パートナー契約を締結し、日本コンピュウェアのアプリケーションパフォーマンス(APM)管理ソリューション「Compuware Gomez SaaS」の販売を開始すると発表した。

 「Compuware Gomez SaaS」は、ウェブアプリケーションのパフォーマンスをエンドユーザー視点で測定・監視するサービスをSaaS型で提供する管理ソリューション。データセンター内だけでなく、企業が利用するクラウドやCDNなど、ファイアウォールの外側のインフラを含めたトータルなパフォーマンス管理を提供することで、エンドユーザーのシステム体感の把握や、適切なSLA管理、障害発生時の迅速な復旧などが可能となる。

 SCSKでは、ウェブ脆弱性検索サービスやECサイト構築統合型パッケージ「eMplex」など、ウェブをビジネス基板とした企業の取り組みを支援してきたが、ウェブアプリケーション環境の複雑化・大規模化により全体のパフォーマンス管理を効率的に行うことが困難になってきていることから、Compuware Gomez SaaSをSCSKのソリューションラインナップに加えることで、ウェブアプリケーション環境の最適化をさらに推進するとしている。

 SCSKでは、Compuware Gomez SaaSの販売開始にあたって、効果を体感するため、従来のSaaSの年間契約モデルに加え、短期間(約1カ月)の利用を想定した特別パッケージ「Compuware Gomez Web Performance Monitoring Suite Trial Pack」を提供する。価格は約20万円。

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(三柳 英樹)
2011/11/25 15:09