ネットイヤーグループ、iPadとSalesforce CRMを活用した「ソーシャル電子カタログ」


 ネットイヤーグループ株式会社は15日、iPadとSalesforce CRMを活用した営業支援(SFA)ソリューション「ソーシャル電子カタログ」を発売した。

 同ソリューションでは、セールスフォースのSalesforce CRMとSalesforce Chatterをベースにした企業内ソーシャルネットワークを構築し、iPadで営業資料を電子カタログとして持ち歩ける。加えて、ほかの営業担当者やマネージャとリアルタイムにコミュニケーションすることも可能となり、営業資料の活用ノウハウの社内共有が実現。Salesforce CRMと連動しているため、日常の営業活動を簡単に報告できるという。

 営業担当者は、出先からマネージャーのアドバイスをリアルタイムに受けられるほか、ダウンロード数、コメント数、「いいね!」数でランキングされたカタログやプレゼン資料からベストな資料を選択可能。重い資料を持ち運ぶ必要がなくなり、かつクリック1つで位置情報とプレゼンの履歴が記録されるため、業務効率も向上できる。

 一方、営業マネージャは、日次で営業報告が受けられるため、タイムリーな判断が可能に。各営業担当の移動範囲/パターンなどを分析し、時間の有効利用を促進できる。また、営業成績の高いメンバーが使っている資料、商談化や商談のクロージングに有効な資料を分析し、チームの成績をアップできるという。

 ネットイヤーグループでは、企業のソーシャルメディア利用の活性化を重要視し、今後さらにセールスフォースと技術開発・マーケティング両面で協業し、ソーシャルCRM関連サービスを拡充していく。なお、12月14日に開催されるクラウドコンピューティング・イベント「Cloudforce 2011 Japan」に「ソーシャル電子カタログ」を出展する予定。

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(川島 弘之)
2011/11/15 16:51