大塚商会、パロアルト製次世代ファイアウォールの運用を支援するアウトソーシングサービス


 株式会社大塚商会は1日、パロアルトネットワークス(パロアルト)製次世代ファイアウォール「PAシリーズ」の管理サービスを、同日より開始すると発表した。価格は、月額5万7000円から。

 次世代ファイアウォールの「PAシリーズ」は、ポート番号ベースで通信を制御する従来のファイアウォールと異なり、個々のアプリケーションの通信を識別できる製品。誰がどのアプリケーションを使っているかを把握したり、業務上不要なアプリケーションをブロックしたりすることができる。

 大塚商会が今回提供するサービスは、この導入・運用を支援するもので、ファイアウォール機器のレンタル、導入時の初期設定および現地での設置作業、24時間365日の機器監視などを含めた運用支援、保守に加えて、統計レポートの作成、顧客企業の要望に添ったアプリケーション制御の設定を、大塚商会が提供する。

 これにより、顧客企業の環境で制御すべきアプリケーションや異常通信しているアプリケーションの洗い出しをサポートするほか、洗い出したアプリケーションに対する設定変更までをカバーできるとのこと。

 価格は、エントリーモデル「PA-500」の場合で月額5万7000円、より上位の「PA-2020」の場合で月額11万8000円。このほか、24時間365日の稼働監視サービスをセットにすることも可能で、その場合はそれぞれ、月額7万5000円、月額15万5000円となる。

 なお大塚商会では、初年度200件の販売を見込んでいる。

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