日本ノーベル、遠隔地のラックをイメージ画像化して管理できる「UnitPORTER.Navi」


 日本ノーベル株式会社は26日、遠隔地のサーバーラックを見える化するWeb版ラック管理システム「UnitPORTER.Navi」を発売した。

 遠隔地にあるラック内の機器をイメージ画像化し、どの場所にどの機器があるかをWeb上で一目で把握可能。センサーと連携した温度・電流監視、ラックの耐荷重、電源容量などを管理でき、容量・加重オーバーやサポート期限切れなどをアラームで知らせてくれる。

遠隔地にあるラック内の機器をイメージ画像化

各ラックの基本情報を確認

 また、ユニット情報にマニュアルPDFや製品サイトのURLなどをひも付け、簡単に必要な情報を取り出せる。ユニットを移動した場合も簡単に編集可能。「誰が何をどこへ移動した」などの操作内容をログに記録し、CSV出力できる。

 インターフェイスはドラッグ&ドロップによる操作に対応。簡単にラック間の機器情報を移動できる。

ドラッグ&ドロップによる操作に対応

 今後はSaaS提供も予定し、コンテナデータセンターへの対応、電子錠制御、Skypeと連携したコミュニケーション機能、インシデントチャート、ラック内配線管理などの新機能も搭載する予定。

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(川島 弘之)
2011/10/26 16:19