ALSI、経費精算「ECOAS」のサービス基盤に「BizXaaS」を採用
「ECOAS Works on BizXaaS」のイメージ |
アルプスシステムインテグレーション株式会社(ALSI)は、経費精算システム「ECOAS」の商用・開発用クラウド基盤として株式会社NTTデータの総合クラウドサービス「BizXaaS」を採用。SaaS版の「EOCAS Works on BizXaaS」の提供を18日より開始した。
ALSIの経費精算システム「ECOAS」は、中小企業においてワークフローを活用した経費精算を迅速・低コストに導入できるサービス。経費精算の申請から承認までをスムーズに行え、経理部門の負荷を軽減し、間接費の削減に貢献する。
今回、NTTデータのエンタープライズ向けクラウドソリューション「BizXaaSバックオフィスワークフロー」を「ECOAS」の商用基盤に採用。ALSIは2011年4月にもECOASクラウド版をリリースしていたが、これらは自社基盤を利用していた。新たにNTTデータの基盤を採用することで、自社でハードウェアを所有することなく、顧客のニーズ変化に応じてサイジング可能なサービスが提供できるという。
また、「ECOAS」のアプリケーション開発基盤としても「BizXaaS」を採用。採用以前は、顧客の開発規模に合わせて自前のサーバーにて開発環境を都度準備していたが、「BizXaaS」の柔軟性により、開発環境を迅速に構築できるほか、中国の大連にあるALSIのオフショア開発拠点との共同利用も実現。開発効率と顧客サービス品質の向上が可能になるとしている。