DTS、業務データの容易な分析を可能にするツール「BI NavigationStudio」


 株式会社DTSは17日、業務データを容易に分析できる「BI NavigationStudio」を発表した。日立のクラウドサービスプラットフォーム「Cosminexus」シリーズの業務ポータル製品「uCosminexus Navigation Platform」と、DTSのBIツール「データスタジオ@WEB」を連携させたもので、12月の発売を予定している。

 「BI NavigationStudio」は、ユーザーが、フローやガイダンスなどの画面表示の指示に沿ってデータ入力やボタン選択を行うだけで、業務データを容易に分析できるソフト。主要なデータ分析手法である「RFM分析」「ABC分析」「デシル分析」に対応するほか、ユーザー自身が新しいフローを独自に作成することもでき、店舗や支店などで日々発生するデータに対して、統合的な分析を可能にする。また、業務効率の向上に加えて、従来はコンサルタントに依頼していた分析のナレッジを社内に取り込めるようになることから、販売戦略の迅速な策定を実現するとした。

 なおBI NavigationStudioは、日立のクラウドサービスプラットフォーム「Cosminexus」シリーズの業務ポータル製品「uCosminexus Navigation Platform」と、DTSのBIツール「データスタジオ@WEB」を連携させ、これらの機能を実現している。

 価格は300万円から。DTSでは2012年度に20セット、2014年度までの3年間で150セットの販売を目指している。

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