Windows/Androidのポリシー順守を支援するクラウド「IT Policy N@vi」


製品コンセプト

 株式会社富士通四国システムズは14日、経営におけるITガバナンス強化を支援するクラウドサービス「IT Policy N@vi」を発表した。28日より提供する予定。

 IT Policy N@viは、Windows PCとAndroid端末を管理するクラウドサービス。「セキュリティポリシー」「モバイルセキュリティポリシー」「IT資産統制ポリシー」「エコポリシー」「システム運用ポリシー」の5つを定義し、そこから逸脱していないかを任意のスケジュールで確認できる。もしもポリシー違反が見つかった場合は、自動対処やアラート通知が可能という。5つのポリシー順守を通じて、組織全体のITガバナンスを向上できるのがメリットだ。

 例えば「IT資産統制ポリシー」では、PC・モバイル端末・ソフトライセンスの一元管理を実現。「セキュリティポリシー」ではソフトのバージョンチェックやインストール状況チェックなどからセキュリティの順守状況を見える化し、「モバイルセキュリティポリシー」では、端末のリモート制御や機能制限などのMDM(モバイルデバイス管理)を実現する。

 管理者はこの状況をWebダッシュボードで一元管理可能。特にITポリシー違反やライセンス違反についてはダッシュボード上に赤く表示され、ドリルダウン機能により違反端末を特定できる。

 管理できる端末はWindows XP(32ビットのみ)/Vista(32ビットのみ)/7、Android 2.2/2.3/3.0(確認中)/3.1(確認中)。

 同社ではリリース後3年間で50万ライセンスの販売を目指す。

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(川島 弘之)
2011/10/14 17:51