日立のビデオ会議システム「NetCS-HD」、Android端末に対応


 株式会社日立製作所(以下、日立)は5日、ビデオ会議システム「NetCS-HD」におけるAndroid端末への対応を発表した。同端末からビデオ会議への参加や、工場等における設備管理・保守作業の遠隔支援が可能な「スマートフォン対応」機能を追加し、6日より販売する。

 追加された「スマートフォン対応」機能はでは、Android端末にビデオ会議クライアントをインストールすることで、複数のビデオ会議端末への接続が可能になる。遠隔地からリアルタイムでビデオ会議に参加できるほか、工場等の保守員に対する管理センターからの設備管理・保守作業の遠隔支援や、専門知識に関する取引先での営業支援など、幅広い用途で利用できるという。

 Android用クライアントでは、ほかのNetCS-HD会議端末との多地点接続を実現。最大3画面表示でき、PCなどからのデータ共有・参照も可能となる。対応端末はAndroid 2.3。

システム概要図

 価格は、NetCS-HD本体が73万5000円から、スマートフォン対応機能は個別見積。同社は今後3年間で3000システムの販売を目指す。

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(川島 弘之)
2011/10/5 14:58