SBテレコム、シンクライアント環境1万台分を最大53%オフで提供


 ソフトバンクテレコム株式会社(SBテレコム)は26日、今夏からすぐに使えるシンクライアント環境1万台分を、通常1年契約プランの最大53%オフで提供すると発表した。

 「現在、電力需要抑制への企業の自主行動計画として、在宅勤務の導入を検討する企業が増えている。在宅勤務を促進することでオフィスフロアの稼働面積を減らせるため、電力使用量の削減につながるが、オフィスと同等の在宅勤務環境をいかに整えるかが課題になっている」(SBテレコム)。

 こうした取り組みを支援するため、ヴイエムウェア、シスコ、トレンドマイクロ、日本IBM、ネットアップの協力の下、クラウド型仮想デスクトップサービス「ホワイトクラウド デスクトップサービス」を、通常よりも低コスト・短納期で提供する。

 具体的には、システム構築に約3カ月以上の準備期間が必要なところを6月から利用できるとともに、通常1年契約プランの51~53%オフとなる特別価格で提供するという。

 価格は、「Windows XP向け50デスクトップパック」(クライアントあたり1仮想CPU、1GBメモリ、20GB HDD)が月額15万5000円(3100円/クライアント)、「Windows 7向け30デスクトップパック」(クライアントあたり1仮想CPU、2GBメモリ、40GB HDD)が月額16万9000円(5633円/クライアント)。

 最低利用期間は1カ月。用意した1万台分がなくなり次第、受け付けを終了する。

関連情報