KCCS、連結経営管理ソリューション「GreenOffice Profit Management」


構成図
ダッシュボード

 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は21日、連結経営管理ソリューション「GreenOffice Profit Management(GreenOffice PM)」を発表した。25日より提供する。

 GreenOffice PMは、連結経営管理のインテグレーションパッケージ。ERPなどの既存システムから日々の実績データを取り込み、事業経営に必要な数値を日時で出力する。また、京セラ経営管理手法「アメーバ経営」のノウハウを生かしたパッケージ「The Amoeba First-Kit」と連携し、セグメント別業績管理も可能になる。

 セグメント別業績管理では、年度計画や月次計画、およびその実績管理を行うため、計画と日々の実績を入力し、計画に対する実績の遂行状況をセグメント別に日時で取得できる。このほか、経営情報を一目で把握でき画面カスタマイズも可能なダッシュボード機能や、BI機能が利用できる。

 導入にあたっては、プロフィットマネジメントシステム構築、ERP導入、海外関連会社導入などをアドバイスする「導入支援コンサルティング」、システム構築、アドオン開発、システム基盤構築などを進める「システム構築」、およびシステム運用アウトソーシング、ヘルプデスクなどを支援する「運用支援」の3ステップを踏む。今後はプライベートクラウド基盤構築にも対応する予定。

 価格は、840万円/20ユーザーから。別途、導入費用・保守費用・ハードウェア費用などが必要。KCCSでは初年度4億円を目指す。

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