6月開催のLinuxCon Japan 2011、プログラム公開
The Linux Foundationは、国際技術カンファレンス「LinuxCon Japan 2011」のプログラムを発表した。
LinuxCon Japanは、世界中からLinux/OSSの開発をけん引するリーダー、エンジニア、意志決定者、業界エキスパートが日本に集結し、さまざまな観点で講演・議論を通じて、業界の発展促進を目的とした国際技術カンファレンス。
3回目の今回は、6月1日(月)~3日(水) にパシフィコ横浜にて開催される。Linux誕生20周年という節目の年であり、Linux創始者・Linus Torvalds氏も来日。クラウドコンピューティング、情報家電や自動車などの組み込み開発をはじめ、昨今のLinuxの躍進を象徴する約60セッションプログラムが予定されている。
基調講演では、Linux Weekly NewsのJonathan Corbet氏による「カーネルコミュニティの動向を概観する」、米Intel Chief Open Source and Linux TechologistのDirk Hohndel氏による「組み込み開発の最新イノベーションに迫る」、米Novel Distinguished EngineerのJames Bottomley氏による「企業はなぜOSSに取り組むか?の問いに答える(Android 開発プロセスを事例に)」を予定。
そのほか、コミュニティのカーネル開発リーダーに加えて、Sony CE Working GroupのTim Bird氏、Qualcomm Director Open Source StrategyのMark Charlebois氏などによる業界リーダー特別講演や、カーネル開発リーダー特別講演が予定されている。
「Linux Kernel」「仮想化/ネットワーク」「パワーマネージメント」「組み込みLinux開発ツール」「OpenStack」「デスクトップ」「OSSコンプライアンス」に関する新技術も発表される予定だ。
具体的なスケジュールは順次公開される予定。
対象は、Linux/OSSに関心を持つすべての人。一般参加費は200ドル。5月3日までに登録すれば早期登録割引として150ドルで済む。学生参加費は75ドル。