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NEC、ID活用基盤ソフト「NC7000-3A」を強化、OAuth対応の新製品など
2011年4月8日 18:06
日本電気株式会社(NEC)は8日、ID活用基盤ソフトウェア群「NC7000-3A」について、OAuthに対応した「NC7000-3A-OA」を新たに製品化するとともに、OpenIDに対応した「NC7000-3A-OI」の機能を強化し、販売を開始した。
「NC7000-3A」は、キャリアやISP、官公庁、保険業などを対象として、事業者間でID情報を連携させたサービスを実現するためのソフトウェア製品群。
新製品の「NC7000-3A-OA」では、アクセス権移譲技術のOAuthに対応。通信事業者などサービス認証基盤を提供する事業者は、OAuthに対応することで、コンテンツ事業者にユーザーのIDやパスワードを開示することなく、ユーザー情報を利用したサービスを提供することが可能となる。
また、OpenIDに対応した「NC7000-3A-OI」では、ユーザー情報の拡張を規定した「OpenID AttributeExchange」に対応。これにより、名前やメールアドレスなどのOpenIDで標準化された情報だけでなく、各コンテンツ事業者が独自に収集した情報の利用が可能となる。