ベリサイン、EV SSL証明書で運営団体の日本語表記に対応
日本ベリサイン株式会社は24日、SSLサーバー証明書の関連サービスを発表した。Webサイト監視サービス「Site Care FREE for VeriSign」の無償提供と、「EV SSL証明書 日本語団体名対応」を開始する。
Site Care FREE for VeriSignは、サイトロックが提供するWebサイト監視サービス。顧客の監視希望項目に合わせて、9種類の監視項目からポートごと、監視サイトごとに監視設定が選択できる。この監視項目には証明書の期限告知サービスも含まれ、複数の担当者に連絡が届くようにできるので、再申請の期限切れ防止にも役立つ。今回の無償提供では、10項目までの監視項目が無料で利用可能。
「EV SSL証明書 日本語団体名対応」では、EV SSL証明書のアドレスバーに緑色で表示される団体名を日本語表記できるようになる。従来は英語団体名、もしくはヘボン式ローマ字表記のみ申請可能だった。日本語表記により、英語団体名を表す公的書類が存在しない企業や団体でも、EV SSL証明書が購入しやすくなる。
このほか、証明書購入サイト「ストアフロント」に入力支援機能の充実や入力画面数の削減により、申請時間を50%削減する取り組みも実施している。