Windows 7/Server 2008 R2のSP1が一般公開

Windows Updateやダウンロードセンターで入手可能


Windows Updateでは、重要な更新の中に表示されている

 日本マイクロソフト株式会社は23日、Windows 7とWindows Server 2008 R2のService Pack 1(SP1)を、一般向けに公開した。Windows Updateや同社のダウンロードセンターで入手できる。なお、自動更新では提供されておらず、今後の提供予定も未定という。

 Windows 7およびWindows Server 2008 R2のSP1では、従来のサービスパックと同様、これまでWindows Updateを通じて提供されてきた更新プログラムをまとめて提供する。またWindows Server 2008 R2 SP1では新機能として、仮想環境での動的メモリ管理を実現する「Dynamic Memory」と、仮想デスクトップ環境向けの拡張機能「RemoteFX」が追加された。

 このうちRemoteFXでは、VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ)環境においてDirectX9をサポートする「RemoteFX 3D ビデオ アダプター」、クライアントPCに接続したUSB機器をVDI環境にリダイレクトする「RemoteFX USB」の両機能が提供され、仮想デスクトップの利用を後押しするとしている。

 一方のWindows 7 SP1では、RemoteFXへ対応するための「RDP 7.1」を除くと、特に新機能は追加されていない。こちらはDVDメディアでも提供され、日本マイクロソフトのオーダーセンターで注文できる。発送は3月14日以降の予定で、価格は1050円。

 なお、TechNetやMSDN、ボリュームライセンスのユーザー向けには、一足早く2月17日から提供が開始されている。

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