日本マイクロソフト、Windows 7/Server 2008 R2のSP1をTechNetなどで公開


 日本マイクロソフト株式会社は17日、Windows 7およびWindows Server 2008 R2のService Pack 1(SP1)をTechNetにて公開した。同日には、MSDNや、ボリュームライセンスのユーザー向けにも提供される。

 Windows 7およびWindows Server 2008 R2のSP1では、従来のサービスパックと同様、これまでWindows Updateを通じて提供されてきた更新プログラムをまとめて提供。さらにWindows Server 2008 R2 SP1では、仮想環境での動的メモリ管理を実現する「Dynamic Memory」と、仮想デスクトップ環境向けの新機能「RemoteFX」が追加されている。一方のWindows 7では、RemoteFXへ対応するための「RDP 7.1」を除けば、新機能は特に追加されていない。

 Windows Server 2008 R2 SP1に追加されるDynamic Memoryでは、Hyper-V環境において、仮想マシンに割り当てるメモリを動的に変化させられるため、メモリをより効率的に利用可能。またRemoteFXを用いると、仮想デスクトップにおいてもDirectXが利用可能になるので、VDIが利用しやすくなる。

 なお、一般向けの公開は2月23日から開始される予定だ。

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