「ニフティクラウド」パートナーを募集、支援プログラムも新設


 ニフティ株式会社は31日、パブリック型IaaS「ニフティクラウド」のパートナー募集を開始した。ニフティクラウドを基盤に、同社とともにさまざまなソリューション展開に協力してくれる企業を募集し、併せて「パートナープログラム」も新設する。

 ニフティクラウドは、2010年1月の提供以来、すでに600社超の企業に利用されている。その実績の裏には、システム運用や導入支援など、さまざまな企業の協力があった。同社は「よりさまざまなサービスや機能をパートナーとともに提供したい」と考え、今回、正式にパートナー募集に踏み切った。

 募集するのは、ニフティクラウド上でのシステム構築、ユーザー企業に対する運用コンサル、インテグレーションなどを行ってくれる「インテグレーションパートナー」、ニフティクラウド上でSaaSを展開してくれる「SaaSパートナー」、ニフティクラウドの周辺サービスとして付加価値を提供してくれる「アライアンスパートナー」。

 パートナー支援プログラムも始め、ニフティクラウドに関する情報提供、検証環境の提供をはじめとする技術支援、ならびに販売支援など、さまざまな形で支援するという。

 なお、これまでのパートナー連携事例として、ニフティクラウド上のサーバー起動、停止、情報取得を、データ連携ソフト「DataSpider」から行える「DataSpider for Cloud ニフティクラウド アダプタ」(アプレッソ)や、ユーザー企業に代わってニフティクラウドのシステム運用・保守・稼働監視を行う「ReSM for ニフティクラウド」(DTS)などを紹介している。

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