バッファロー、管理者による集中管理にも対応した暗号化HDD


HDS-CXU2シリーズ

 株式会社バッファローは26日、ハードウェア暗号化機能を備えたUSB 2.0接続の外付けHDD「HDS-CXU2シリーズ」を発表した。オプションの管理者向けソフトウェアによる集中管理にも対応するという。容量は2TB/1TBの2モデルが用意され、価格はそれぞれ2万4360円、1万7640円。

 HDS-CXU2シリーズは、データ保存時に自動暗号化する機能を備えた外付けHDD。保存されたデータは、256ビットのAES方式で暗号化されるので、強固なデータ保護を実現できるという。利用にあたっては、PCに専用ソフトウェアをインストールする必要はなく、USBケーブルをPCにつないだ後、認証画面からパスワードを入力すると、ロックが解除される仕組み。PCから安全な取り外しを実行しUSBケーブルを抜くと、再度ロックされる。

 また、管理ソフトウェアの「SecureLock Manager」に対応しており、企業オリジナルのパスワードポリシーなどの設定を付加することが可能。また、パスワードを忘れてしまった場合でも、HDDを完全に初期化することなく、ユーザーパスワードの初期化を行ったり、パスワードの入力ミスでロックしてしまったHDDのロック解除などを行ったりできる。

 対応OSは、Windows 7/Vista/XPとWindows Server 2008/2003で、Windows XP以外は64ビット版にも対応する。

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(石井 一志)
2011/1/26 16:58