NTTコムウェア、SaaS型メールサービス「スマートクラウド メール」


 NTTコムウェア株式会社は19日、企業向けのクラウドサービス「SmartCloud」のラインアップに、SaaS形式の企業向けメールサービス「スマートクラウド メール」を追加すると発表した。1月20日より販売を開始し、4月よりサービス提供を行う。

 スマートクラウド メールは、ビジネスでの利用に適したSaaS型メールサービス。POP/IMAP/Webメールに対応し、1アカウントあたり最大10ギガバイトまでの大容量を提供するほか、メールクライアントと同様のドラッグ&ドロップ、右クリックといった直感的な操作を行うことができる。また、フォルダの階層管理、メール添付ファイルを含めた高度な検索機能を備えているので、メールの整理もきちんと行えるという。

 セキュリティ機能としては、ウイルス対策、迷惑メール(スパム)対策を標準で提供。組織ごと、ユーザーごとのセキュリティポリシー設定が可能なため、きめ細かなメールセキュリティを実現するとのこと。またメールデータは国内データセンターに蓄積され、イントラネットからの閉域網経由でのアクセスにも対応。稼働率99.95%で24時間365日提供される。

 また、アカウントの追加・変更や、メール送受信ログ監査、セキュリティポリシー設定などを、ユーザー向けのポータルサイトからリアルタイムに実施できできるとのこと。

 なお、外出先のスマートフォンやタブレット端末からの利用も可能。すでに提供中のシンクライアントサービス「スマートクラウド デスクトップ」との連携により、新たなワークスタイルを実現するとしている。

 価格は、100アカウント以上、メール容量100MBの場合で、アカウントあたり月額450円から。別途、初期費用、基本費用が必要としている。

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(石井 一志)
2011/1/19 16:49